研修1年目
ここでは、1年目にマスターすべき内容をまとめています。
全科目全範囲について、60点を取って、売上を上げられる人としてスピードマスターしていくイメージです。0点をとらないような教育研修をしていきます。
なぜか、この段階で「仕事ができる」と勘違いしてしまって我流の工夫を始める人がいますが厳に慎むべきです。だいたい一通りのことができるようになって、歩き始めたばかりの者がオレ流をはじめても精度の低い仕事になります。悪い癖がついたり、終わったつもりの仕事がやり直しになることも多いのです。
基本の型をしっかりと身につけ、その上で応用を学ぶのが正しい順序です。まずは、指導された手順を忠実に守り、確実に60点を取れるようになること。ここでの目的は「確実な基礎力の習得」と「安定した品質の提供」です。
この段階で求められるのは、自分のやり方を模索することではなく、正しいやり方を確実にこなすこと。指示されたことを確実に遂行できるようになれば、自然と仕事のスピードも上がり、売上につながっていきます。
1年目の心得
- 基本を徹底する
・我流の工夫よりも、まずは指導された通りにやる。
・どの仕事も、60点を安定して取れるレベルを目指す。 - スピードよりも正確さ
・速さよりも、まずはミスなく確実にこなす。
・品質が落ちるスピードアップは逆効果。 - 報連相を徹底する
・疑問があればすぐに質問する。
・仕事の進捗を逐一報告し、確認を受けながら進める。 - 「できるつもり」にならない
・一通り覚えたからといって独自のやり方に走らない。
・経験を積むまでは、指導された方法を忠実に守ること。 - お客様の目線を意識する
・作業の目的は「きちんとした仕上がり」を提供すること。
・自分の満足ではなく、相手に満足してもらえる仕事を心がける。
この一年間でしっかりとした基礎を築き、2年目以降の応用へとつなげていく。まずは、どの仕事でも確実に「平均点以上」を取れるようになることが、成長への第一歩です。